解体工事にかかる期間について
2022/12/08
解体工事は1日で終わる工事ではないため、スケジュール管理が大切です。
しかし、どのくらいの期間を要するのか知っておかなければスケジュールを立てることができません。
そこで今回は、解体工事にかかる期間について解説します。
解体工事にかかる期間
解体工事にかかる期間は、建物のタイプや面積などによって異なります。
木造住宅:3~10日
鉄骨造:10~30日
鉄筋コンクリート:15~45日
鉄骨鉄筋コンクリート:30~80日
上記は、あくまでも解体作業に要する期間です。
この他にも事前準備に1ヶ月程度、工事後の手続きに1週間程度かかると思っておきましょう。
解体工事の期間が長引くケース
建物面積が広い
解体工事は、建物の面積が広いほど期間を要します。
そのため、大きな建物を解体する場合は解体工事にかかる期間を多めに見てスケジュールを立てましょう。
土地や周辺の道が狭い
建物の面積が狭ければ解体工事が早く済みそうですが、狭すぎるとかえって作業に支障をきたします。
たとえば周辺の道が狭すぎて重機が通れない場合や、土地が狭すぎて重機が使えないというケースもあるでしょう。
その場合は重機を使わず手作業で解体することになるため、通常よりも時間がかかります。
悪天候が続く
悪天候が続くと重機を使うのが困難なため、作業を中断する必要があります。
とくに梅雨や降雪の時期は、避けるのがよいでしょう。
まとめ
解体工事にかかる期間は、1~2ヶ月が目安です。
ただし、建物面積が広い・土地や周辺の道が狭い・悪天候が続く場合は解体工事が長引く場合があります。
さまざまなケースに備えて、工事期間を多めに見ておくと安心です。